【書評】資本主義社会にいて給料だけでお金持ちは無料ゲーだと学べた【株と関わる】

こんにちは!やきいもと申します!

ねこさん

休みが少ない。残業が多い。なのに生活が楽にならない!!!

トイプー3

どう働けばお金持ちに近づかるのか？

といった気持ちを持っている方に刺さる本をご紹介します。

これは著者、山崎元『経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて』の書評記事です。

この本は資本主義社会の仕組みを理解させてくれたうえで、お金持ちに近づける働き方と増やし方を学べるようになっています!

これを読んだからと言ってお金持ちにはなれませんが、

この記事が、今の不満への具体的な対策を見つけ出す手助けになれば幸いです!

Amazon・楽天の評判(05/2024時点)

Amazonでは967件で星4.7と高評価でした。

難しい内容をシンプルな言葉で説明してくれるという意見がありました。

楽天では61件で星4.5と高評価でした。

父から息子への思いに感動したという意見を見受けられました。

デメリット

著者の想定する読者じゃない(泣)

この本には想定読者がありますが、僕はその対象じゃなかったので残念に感じました。

ターゲットになっているのは、著者の息子さんの年齢層の10代20代の若い方向けだと冒頭に書かれています。

さらに若干賢い方向けです。

なので30代以降の僕は対象外だし、理解しきれない所がありました(´;ω;｀)。

やきいも

それでも読んで良かったと感じる部分はあります

また「息子さんあて」というテーマに沿ってか、時に口調が命令形になったりするところもあります。

もし僕が10代だったら「はい、わかりました!」って思っていましたが、今だと表面上の表現と分かっていても腹が立ってしまいます。

そんな感じで若いうちに読んでおけばよかったと思える本の一つだと思います。

もし今10代20代の方でこの本に出合えたのなら、非常に羨ましいです。

やきいも

人が怖くてほぼ働かなかった僕の20代は、帰ってこない…!

それでも自分に響いた事

著者は18歳の息子さんに向けて一人暮らしをおすすめしていました。

それが僕にも響きました。

おすすめと響いた理由は「母親の考えから離れられるから」です。

結構思い当たることがありました。実家にいると

• 親が作ってくださるタイミングでご飯を食べることになる
• 一度洗ったシーツが別の人に使われている
• インターホンが鳴るとお前の宅配だろ？と白い目で見られる

などの当たり前が実は当たり前ではないんだ!?と改めて気づかされました。

そういえば一人暮らしをしたかったですし、本気で転職しておきたいと方向を決められました。

やきいも

課題は多いですが子ども部屋おじさんから、ウサギ小屋おじさんへ!

深く掘り下げてはいない

気になってもすぐに次の話題に行ってしまうのが残念でした。

余命3か月の著者が息子さんに宛てた手紙を本にしたという形の最期の本なので、そんなに文字数が多くないからかもしれません。

幸福や女性にモテるには？なんかにも触れられていますが、おまけくらいの少なさです。

なるほど、そうなんですか!その話もっと詳しく聴きたい!って所で次に行っちゃいます。

ですがお金に関する所はメインで語られているので、理解はしきれていませんがしっかり読めました。

メリット

給料だけでお金持ちは無料ゲーだと学べました

普通のビジネスパーソンがお金持ちになれない理由を教えてくれます。

それは「仕組み的に不利な立ち位置だから」と教えてもらえます。

• 普通に働くとどう不利なのか？
• ではどうすればお金持ちになれるのか？

などが書かれています!

それらは大分僕に刺さって、直ぐ影響されて「転職したい」という気持ちになるくらいです。

ちなみに答えは「株と関わって稼いでいないから」らしいです。

株と関わって稼いでいくことがお金持ちに近づく方法だと述べられています。

資本主義社会の仕組みとして、ノーマル会社員ではお金持ちに近づく可能性が限りなく低く無料ゲーだということを学べました!

ねこさん

ノーマル会社員って何？

自分の立ち位置も確認できました

この本で、あれ？自分ヤバくね？って気づくきっかけになりました。

その理由は僕がノーマル会社員だからです。

いや何よそれ？って話ですが、僕の場合を含めて簡単に言うと

• 1人の年下の男性上司が尊敬できないし大嫌いなのに
• 毎月安定して給料がもらえるから、サボれるだけサボって
• 技術も磨かずにただ繰り返していて
• 自分でも自分が情けない

って感じです。

なるほど。僕は「市場価値がない人材」だったんだ!?

他の会社でも通用する、転職できる人材にならなければと気づかされました。

そこでとりあえず30代だけど簿記3級を勉強し始めてみたり、転職サイトやエージェントをチェックして見たりし始めています。

すでに技術があったり、転職できる人材なら株式と関わってお金持ちに近づく働き方ができるようです。

こんな感じ稼ぎの幅が小さい会社員と、大きく稼げる会社員を比較できるので、読む価値がありましたし焦りにもなっています。

やきいも

いつかは安心できるのか!?

株を一つに絞れました

この本の影響で、投資先をemaxis slim 全世界株式(オール・カントリー)の１つに決められました。

理由は分散や運用手数料が安いからのようですが、全てを理解しきれてはいません。

さらに専門家でもありませんので、自己判断でよろしくお願いいたします。

やきいも

本ではここら辺の内容が詳しめに扱われていました

それまで僕は配当金が出る日本の個別株などを買っていましたが、辞めることにしました。

配当金で不労所得だ!と思っていましたが、次のようなことに頭を使わないといけないので麺側臭かったです。

• どの会社を選ぶのか？
• 株価が買った時よりも下がっているけど、大丈夫だよね?
• 配当金の出る時期はこれはこうで…?
• えっ、税金掛かるの？ってことは実際の稼ぐ金額は…？
• 電子に設定しているのに、個々の会社からは感謝の手紙が来て親に見られる!金持ちだと思われてるかも!低月収なのに!?

株はオルカン一つと決めたことで、人生でより重要な転職とかの方に考える力を注ぐことができるようになったのが良かったです。

諦められました

この本で2つの事に諦められたのでここに書きます。

不動産

不動産投資に興味がありましたが、諦められました。

不動産投資が儲かるなら不動産会社の社員が他人に紹介しているのはオカシイからと書かれていたからです。

やきいも

確かにそうだわ(単純)

と思ったので、法律も複雑なことも相まってこの分野への興味をキッパリとなくすことができました。

絵・イラスト

絵を諦められました。

理由は自分には向いていないと思ったからです。

この本には2年やって向き不向きを判断しようと書いていて、それを自分の絵描きで考えてみました。

僕はニート期間や大学中に絵をチョクチョク描いていて、自粛期間にもDLサイトで同人を販売したりしていました。2年以上余裕で絵を描いていました。

やきいも

買ってくださった方達にはチョー感謝です!

もしかしたらこれでも食べていけるかもしれないと淡く思っていましたが、正直絵を描くのが辛かったし、描く回数も少なくてクオリティも低かったです。

その苦しみに目を背けていましたが、この本から客観的に「2年やって判断しろ」というメッセージを受け取って、やめようとなりました。

やきいも

前々から、辞めた方が良いのではと思っていました…

最後にヤングジャンプの漫画の賞に応募して、辞めることにしました。

今後絵はこのブログでたまに絵の方が分かりやすいって時にだけ描く予定です。

そんな具合で、絵・成人向け漫画家・イラストレーターを本当に諦めることで、心の背負い込みが少し楽になった気がしています。

この本に感謝です。

人との関わり

改めて人との出会いが大切だと思わさせてもらいました。

この本では人間関係自体が資産だと言い切っています。

賢い方とかと繋がれば、自分も影響を受けてそっちに引っ張られていくそうです。

危ない!と思いました。

友達の連絡先とかを卒業と同時に消してきたからです…。

やきいも

もったいないことをしました…!

友達が欲しいなぁと思いながらゲーム配信を見ているだけの日々です。

友達もいないし、職場でしゃべる相手もいない、めちゃくちゃ寂しい状態で生きていることにようやく気づけました。

まとめ

youyubeでこの著者と社長さんや経済ジャーナリストさんとかの対談を見て、興味を持ったことがきっかけでした。

そこから著者に惹かれて、Amazonで最新作が売っていたので買いました。

これからの僕の課題は、

• 株に関わった転職
• そのために技術も磨く
• 人付き合い
• このブログを頑張る

と判明できました!

こういう風に課題が見えてきたことが、僕がこの本を読んで良かった所です。

参考文献

山崎元.(2024).『経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて』.Gakken.

参考サイト

同著のAmazon

楽天。

やきいも(yakiimo)

会社員/ブロガー

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