ソシャゲをやらないほうがいい理由【時間の無駄でやめたいけど、やめ時はない!】

こんにちは、やきいもと申します!
- あのソシャゲ流行ってるからやってみようかな?
- 自分でもやってみたいなー
と思っている方に「ちょっと待って!」と言っている記事です。
結論から申し上げますと、引退できない仕組みが色々あるから手を出さない方が良い!です。
そして怖いのはそれに気づいても辞められない事です!

今回はゼンレスゼーンゼロというソシャゲを一回辞めたけど、また毎日プレイしている経験からこの記事を書きます
やるなら終わりが用意されているswitch2やPS5、steamのような買い切りのゲームの方が良いです。

ソシャゲのストーリーあるあるは、風呂敷を広げて新たな謎を生んで、サービスが終了したりします、気を付けて!
この記事の要約↓
損をしたくないという心理が働いて、やめられなくなるから
- 自分と違ってキャラが確実に成長するから
- 敵をボコボコにして消し去れるから
- 集中することで現実を忘れられるから
- いずれサービス終了するよって自分に言い聞かせても、やる!
- ゲーム内でやることが無くなっても、アプデ後にやる!
やらないほうがいい1番の理由「損失回避」

行動経済学でいう損失回避が働くので、ソシャゲがやめられません!
得をすることよりも損しないことに注目してしまう事。そのせいでもっと得するチャンスを逃してしまうこともあります。(※1)
例えばガチャポイントです。
ガチャポイントとは集めることでゲーム内で抽選(ガチャ)するのに使うポイントの事です。
1回160ポイント(p)必要で、1日60p稼ぐことが出来ます。

どうやって稼ぐの?
という話ですが、ソーシャルゲームでは毎日課題(デイリークエスト)が出されます。
簡単な課題ですが、ゲームに1日ログインしないと消えてしまうんです!
明日にはデイリークエストが更新されて、ガチャポイントを貰いそこなってしまうんです!

これが辛い!
さらにウィークリークエストもあります。デイリーよりも面倒ですが報酬が多くて価値が高いんです。これも当然逃せない!
さらにさらに、キャンペーン中はログインボーナスなんてものもあります!

ゲームにログインするだけで例えば60pも貰えてしまいます!
でも1日サボってしまうとデイリークエストとログインボーナスで合わせて120pも損をしてしまう!
こう考えたらもうやるしかない!
仕事終わりでただ配信だけを見ていたい疲れた日でも、ログインしてプレイするしかない!
そうなるとエネルギーを使ってしまうので、やりたいこと(ブログの執筆やイラスト作業とか)が出来なくなります…。
このように1度始めてしまうと、絡み取られてしまいます!
現実逃避でやめられない!
成長するキャラ!

素材を与えれば確実にキャラが成長するんです!現実と違って目に見えて成長する!やめられない。
そのキャラは一度レベルを上げると下がることがないんです。
別のキャラを使っていてどんだけ使っていない期間があっても、決してレベルが下がらない。
ずっと最高レベルをキープできているんです。
さらにキャラはキャラのレベルだけではないんです。
何を言っているのか分からないと思いますが、キャラには
- キャラ本体のレベル
- キャラのずっと発動する(パッシブ)スキルのレベル
- キャラのボタンを押したときに発動する(アクティブ)スキルのレベル
- キャラに付けられるパッシブの武器のレベル
- その武器に付けられるアイテムのレベル


こんだけあります。
これらのレベルを上げるには、それぞれに対応したアイテム素材とゲーム内マネーが必要です。
これらを稼ぐ作業は面倒だけど、その先にキャラの成長が待っているんですヨ!
確実に成長する嬉しさ、これはたまらないです。
敵をボコれる
敵をボコれる気持ちよさ、現実では決して不可能な事。
なんて魅力的な行動なんでしょうか。
- 上司や
- 会社のシステムへの不満
それらを無意識でゲームの敵にぶつけているんだと思います。
開発者の敵を倒した時の演出の気持ちよさへの努力も相まって、快感です。
このように現実の不満をほとんどゲームで解消していると少し危ないです。
解決できないものはそれでいいんですが、解決できる問題に手を付けずにゲームにいってしまう可能性があるのが危ないです。
そうは言っても目の前のストレス解消できるので、ソシャゲを消すことはできないです!
集中できる

ゲームについて考えている間、日常の事を忘れられるのがいいんです。
キャラを育成するための素材を集める順番や、どのクエストをするのかを考えて実行してレベルを上げている間、それ以外の事を何も考えていません。

瞑想!?
現実が入れ替わっている時間で没頭できます。
これまたストレス解消だと思っています。
これなら辞められるかも!?
サ終の未来

どのソシャゲにも訪れる未来があります。
それがサービス終了の日。
「どうせサ終するんだから、やらない方が良いだろ」と第三者なら言えます。
しかし実際に始めてみるとやめられません。
「運営頑張れ!」と長く続くことを応援し始めるからです。
公式のSNSをいいねしたり、視聴したりしてのめり込んでしまいます。
そして

「どうせ4ぬんだから今すぐ4ぬのがいい」は間違ってるよね?っていうことは「どうせサ終…」も間違っているよね?
と自分に都合の良い理論を信じ始めます。
よってこの方法でも辞められない!
変化がない時(虚無)

買い切りのゲームと違って、ソシャゲではやることが無くなってしまうことがあります(虚無状態)。
この時が辞められるかもしれないチャンスです。
ソシャゲの日課や週課はつまらなかったり直ぐに終わってしまうので、1,2時間遊んだら翌週まで待たないといけないという状態になります。
しかしこの程度ではまだ辞めはしません。
通常アップデートが入って新しいコンテンツが追加されて楽しくなって、「しょうがない、まだやるか…」状態になってゲームを続けられるからです。
じゃあいつ辞められるの?という話ですが、アップデートに期待できない時に辞めることが出来ます。
- 3週間待って、2時間以内に終わりそうな内容のアプデ
- ストーリーがどうでも良く、難易度が初心者用しかないアプデ
- ゲーム内のミニゲームが追加されるだけのアプデ
逆に言うと、こういう感じの時以外はワクワクで次のアプデを待つ状態になっています。
それくらい辞めるのは難しいです。
ずっと「足りない」

ソシャゲあるあるですが、無課金だと敵を気持ちよく倒しにくいです。
気持ちよくなれないので、辞めるきっかけになります。
Aという敵キャラを倒すには2,3か月くらいかけるか、課金が必要だな…と思っている所により強いBやCという敵キャラが実装されてしまいます。
また前から持っているキャラが最近のアップデートの敵や新キャラの性能に耐え切れずに、腐ることもあります。

課金して新キャラを引かなくては!無課金ではもう…
こうなったらもうハードルが高すぎてやる気が起きなくなります。
こういう不快感を感じた時がやめどきです。
ただ上手い運営だとAを無課金で倒すのに2,3か月かかる所を、ログインボーナスや限定イベントをクリアすることで1週間くらいで倒せるようになったりして、超気持ちいいです!

無料でこんなに遊べるんだ!
ゲームの快適さはソシャゲの運営にコントロールされているので辞め時としては弱いですが、数少ないやめどきチャンスです。
虚無+面倒=やめどき!

アップデートまでやることがない状態(虚無)かつ日課や週課があまりに面倒な作業でゲームをしていてつまらない時、この2つが重なった時ようやく辞め時になります!
さすがに普段面白いゲームでも虚無で面倒だと、時間やエネルギーのもったいなさを感じます。

プレイし終わった時に、時間がもったいなかったな…何やってんだろ?…って苦痛を感じたら辞め時です!
そしてアップデートがまだ3,4週間先だと「もういっか…」と諦めることが出来るんです!
ですがこれまた運営任せの、辞め時を自分でコントロールできていない状態で危険です。
つまりソシャゲは始めた時点で、自分ではやめられない仕様になっていると考えた方が良いです!
まとめ

損をしたくないという心理が働いて、やめられなくなるから
- 自分と違ってキャラが確実に成長するから
- 敵をボコボコにして消し去れるから
- 集中することで現実を忘れられるから
- いずれサービス終了するよって自分に言い聞かせても、やる!
- ゲーム内でやることが無くなっても、アプデ後にやる!
一度止められると、やらないことが通常になるので自分の自由時間が増えます。

日課や週課がいつの間にか義務になって、拘束感があるからです
ですがまだ注意が必要です。
そのゲームの配信を見ないようにしないといけません。
なぜならやりたくなってきますし、損失回避がまた発生してしまうからです。

ログインでSランクのキャラが貰えると知って僕は復帰してしまいました!!
気になるソシャゲがあるのならゲーム配信を見るだけにとどめて、やらない事をお勧めします…。

もしくはswitch2やPS5、steamのような買い切りのゲームがおすすめです
以上ソシャゲのメカニズムでした!
お読みいただきありがとうございました。
もしよろしければ励みになるので他の記事を見たり、コメントとかしてくれれば嬉しいです!
参考文献
(※1) クラウディア・ハモンド (著), 木尾糸己 (翻訳) (2017).「MIND OVER MONEY―――193の心理研究でわかったお金に支配されない13の真実 Kindle版」.あさ出版.
参考ゲーム
miHoYo(2024)「ゼンレスゾーンゼロ」