漫画バビロン大富豪の教え「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則の感想
お金が貯まらない、貯められない
こういう方が貯金をしてお金もちになるように行動していく気持ちにさせてくれる本かなぁ?
元無職でニートの僕はとりあえず、収入の10分の9で生きるには?と考えるようになりました。
軽い紹介
100年読み継がれている「バビロンいちの大金持ち(The Richest Man In Babyron)」の漫画版です。
Amazonの評判
11,269件で4.5/5の高評価です!
すご…
感想
感想の総論は良かったかもです。
僕がこの本を読んだ目的はお金持ちになりたいからです。
その目的に合っている100年前からいまにも通じる考え方を学べました。
また自分の生活に活かせる所がありました。
貯金と投資などは昔からやった方がいいかもと思えました。
ですが副業や今の仕事の収入の上げ方とかはないと感じました。
大きなメリット
この本のおかげで変えられた行動は主に次の5つです。
- 収入の10分の1を貯金する。
- 生活防衛資金が貯まったら(本には書いていません)
- 余ったお金を投資に回す
- 足るを知る(10分の9で生きる)
- 欲望に優先順位をつける
この5つを自分の生活に取り入れることを決定しました。
万一の時に備えて用意しておくお金です。
例えば病気や失業、災害などで1年間働かなくても大丈夫なくらいの金額です。
僕だったら月収17万円×12月=204万円です。
でも実際には100万円でいっかなーと甘い見積もりをしています。
ただ「お金に働いてもらうんや!」と投資の額を大きくしてしまいがちなので、気を付けないです。
足るを知る
欲望にはキリがないから収入のうち(残りの9/10)で生きたほうがいい。
そのために自分の価値観を確認しておいて優先順位をつけときましょうって内容でした。
確かにそれでお金は貯まるけど、Amazonで買いすぎたりタガが外れる時が僕にはあります。
その贅沢を許すためにも、自分の価値観を整理しておかないとな~。
毎月ずっと収入以下はPCも買い替えられない…
漫画なので手っ取り早い
情報収集が素早くできます。
小説や普通の本と違って漫画なので、要点を確認しやすいです。
絵で追うことができるからです。
ですが
- これハンターハンターのネタだなとか
- この展開なに?
とか自分の中の評論家の部分が出てきてしまうと良くないです。
バビロンの教えではなく、漫画に集中すると上手く行かないです。
そこは置いておいて得たい情報を得られたら満足するように設定しておいた方がいいです。
デメリット
以下の2点が嫌でした。
- お金稼ぎよりも人間関係の方が大切という考えに?
- 破産しても大丈夫って思っちゃう
お金稼ぎよりも人間関係の方が大切?
読んでいて決定的に賛同できない所がありました。
「お金はおまけ」という考え方です。
この漫画の優先順位では
- 「人に感謝されたいから仕事をする」(社会的なつながり)
- お金
の順番でした。
僕の仕事観では
- 年収800万円まではまず稼いでおきたい(お金=選択肢=自由のために)
- 人に感謝されたら嬉しい(社会的つながり)
です。
お金で感じる幸せは800万円くらいがピークだそうです。
ただ別の研究では年収が1,300万円以上でも伸びはするようです。
一度もお金持ちになっていないので、この順番なのかもしれません。視野狭窄になっているかもしれません。
僕の今の最大出力は204万なんだよなぁ
こういう違いからか「お金はおまけ」発言には拒否反応が出てしまいました。
そのためこの点は自分にとってはデメリットに感じました。
破産しても大丈夫?
ネタバレですが主人公が1回破産しているのが邪魔に感じました。
なぜならマネしようとしてしまうからです。
僕はそんなに賢くないので、良い所はマネしてダメな所はスルーするが上手くできません。
例えば
- こ主人公をロールモデルにしよう
- やっぱりしないでおこう
といった感じで単純に考えたいんです。
- 主人公のここはマネしよう
- でもここは法則の説明の為にしくじった考え方をしているから、別のああいう風に考えてああすれば良い展開にできるからそれをマネしよう
みたいな複雑な考え方ができないです。
また太ってはいけない太ってはいけないと思うとそっちに引っ張られる気がします。
そのパターンで、法則自体は参考になるから主人公の考え方も参考にした方がいいだろう。
破産してもそこから法則のおかげでお金持ちになっているしマネしても大丈夫だろう。
でも現実的に破産してはいけない破産してはいけない…
と考えてしまいます。
現実とフィクションを区別するのが下手な人間のようです。
なので人よりも少し賢いかもしくは、現実とフィクションの区別がつく方には問題ない点です。
まとめ
今日の1歩
自分の欲望全てを満たすことはできないのか…
海外旅行や現地のおいしいもの、彼女作り、犬も猫も飼いたい、スカイダイビングなどのあらゆる新体験。
自分の価値観と照らし合わせてみたら、静かで広い自然の場所と自由(仕事、人間関係、家、自分の感情のコントロール)が大切だなぁ。
そうなると旅行よりも仕事や副業、家探し、節約を頑張った方が良さそうだなぁ。
まとめ
生活に活かせそうなメリット
- 収入の10分の1を貯金
- 余ったお金を投資に回す
- 足るを知る
- 優先順位をつけて残りの10分の9で生きる
デメリット
主人公の「お金はおまけ」発言に「ん?」、テーマの都合上破産している。
まとめ
そういうわけですが総合的にはお金持ちの先人のルールを学べたので良かったです。
以上、漫画版バビロン大富豪の教えの感想でした!
参考文献
原作 ジョージ・S・クレイソン 漫画 坂野旭(さかの あさひ) 企画・脚本 大橋弘祐(おおはし こうすけ)(2019).『漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則』.文響社.468ページ.
参考サイト
© MUFG Bank, Ltd.”年収800万円が幸福度の限界点?年収と幸福度の関係とは“.三菱UFJ銀行.2020.3.23
佐藤 一磨 拓殖大学政経学部教授.”年収の増加とともに幸福度が伸び続けることが判明“.PRESIDENT WOMAN.2023.05.20